AirTag を活用して認知症の徘徊を検出する方法

ベストでは無いのですが、出来る限りのベターな方法として。

AirTag の検討を始める前に

認知症が軽度で、まだ新しい電話の操作を覚えられる方であれば、
ぜひ iPhone を持たせてください。

操作を教えるのが面倒と思って、後回しにするのは絶対ダメです。
「iPhoneを探す」で場所が検出できるか否かで、その後に大きく影響します。本当に。

まずは、出来る限り iPhone を持たせる選択肢を考えましょう。

AirTag で対策せざるをえない場合

携帯電話の操作変更に耐えられない、もしくは携帯電話を確実に持ち歩くことが出来ないケースです。

オススメは、鍵につけること。

認知症が進行すれば鍵も忘れる可能性はありますが、携帯電話よりは持ち歩く可能性が高いこと。
靴だと同じものを履くとは限らず、履かずに出てしまう可能性や落下のリスクもあること。

なにより、

「鍵が見つからない時に、音が出して探すための機能なんだよ!」

と、AirTagを探す機能で発音させてみることにより、本人のプライドを傷つけないように付けることが出来ます。

”徘徊対策”と、正面切って言われるのは辛いですからね。

AirTag の取り付け方

鍵を落とすことも前提に、AirTag自体が落下して紛失したり、破損するリスクを避けることが必要です。

また、あまりに大きかったり目立つと、イヤだと言って外してしまうことも考えられます。
なるべく目立たず、落下しない方法で固定しましょう。

自分の場合は、Belkinのキーホルダー型ケース と 目立たない布テープ を活用し、鍵に取り付けました。

日本国内は iPhone 利用者が多いので、田舎と思われるところでも、予想以上に位置情報が確認できます。

山の奥深くへ徘徊してしまうと気づけないかもですが、保険としては一定の価値があると思いますよ。

改めてですが、「出来る限り iPhone を持たせる選択肢」は、ご親族が元気なうちに是非!

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