小規模店舗における割引システム その2

かれこれ7~8年、月一は行っている担々麺屋さんの話。

■想吃担担面 エスカ店
http://r.tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23000885/

汁なしも汁ありも美味しくてオススメのお店。
いまや、とても人気店として安定しているけれど、
最初の頃は、チャイナドレスのバイトさんが居たり、色々集客を工夫していた。

そんな中で、5~6年前に凄く印象的な出来事があった。
集客が安定したかな?とイチなじみ顧客として感じた頃、
メニューの料金が以下のように変わったのだ。

■Before
担々麺 挽肉のせ 850円
担々麺 漬物のせ 850円
担々麺 両方のせ 900円

■After
担々麺 スタンダード(両方のせ) 900円
担々麺 挽肉のみ スタンダード -50円
担々麺 漬物のみ スタンダード -50円

これを見た時、「ここの経営者は賢い!」と思った。
そう、日本人の心理を的確に付いた結果、確実に900円で頼む人が増えたのだ。

もちろん、それで美味しくなければお客様は離れていくから実力は必要であれど、
言葉の使い方一つで、確実に客単価を上げたはずだ。

…ちなみに、自分は戦術に惑わされずに挽肉のみが定番。
そんなちょっとした飲食店の変化も、観察してみると色々面白いものだなぁ。

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