飽きられ始めたPokémon GOとIngressの決定的な違い

まだまだ盛り上がっているという声もありそうですが、「都会」では、ですかね。
少なくとも、「田舎」の子供達がポケモン探しに夢中になって事故…は少なそうです。

何故か?

・「都会」に有利すぎる。
・”先行者優位”のみで弱者救済手段がない。

これに尽きます。
「都会」から来た人が置いていくポケモンのおかげで、ジムとか全く楽しめませんから。

Pokémon GOに比べて圧倒的に分かりにくいIngressですが、こちらは違います。

・「田舎」ならではの場所を確保するメリットがある。
・後発の弱者でも1日で充分戦えるようになる。

Ingressのポータルは「田舎」なら大きなエリアを確保しやすいなどメリットがあったり、
LVも4くらいから全然戦えますし、上位ゲーマーが”てかげん”もできる仕組みもある。

Pokémon GOは、ポケストップは全国共通で、そこだから、のメリットがない。
ジムにおいたポケモンも自動なので”てかげん”できる仕組みもない。

さてさて、AppStoreのレビューは既に「任天堂は田舎を差別している」の様相。
いまのうちに対策が打てないと、機能追加されるころにはユーザが離れ切っているでしょう。

この事態に、短期の上振れについて”業績への影響は限定的”としていた任天堂ですが、
個人的には、長期の下振れを懸念した方が良いのでは?と思ってしまいます。

首都圏集中が問題になっているとは言えども、いまだに日本は首都圏以外が7割ですから。
http://www.mlit.go.jp/common/001042017.pdf

ARが面白いというだけでは、セカイカメラと同じ道をたどるしかないでしょうからね…
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