災害が起こると思うこと。インフラ業界あるあるかもしれません。
例えば、
・一年の間、全く障害(電気で言えば停電など)が起きないよう裏で支えていた技術者
・何かの障害や災害が起こって、それを現場でいち早く復旧した技術者
どちらが評価しやすいか?と言われると、後者なんですよね。
「災害は仕方ないだろう…」と思われるかもしれませんが、
“災害でも影響ない仕組み”を作り上げたインフラエンジニアがいたとして、それを評価できる?
正直、普通は出来ないと思うのです。
でも、それは別の面で見たら間違っておらずで、
炎上して、障害や災害から復旧する経験をしているインフラエンジニアは必要ではあります。
突発的な対応力は、必要な時もあります。
ただ、問題を起こさないインフラエンジニアが、評価されていないのはも、事実だと感じます。
ネガティブシンキングの極みで、想定されるリスクを先に潰しきれるような、
ガンダムで言う”ニュータイプ”な人は、なかなか評価されません。たぶん、これからも。
ニュータイプを理解できるのは、ニュータイプのみ、かも知れませんが、
そういう”全く事故を起こさないインフラインフラ”を評価できる仕組みがないと、災害が増えていく中で障害も増えるだけ。
インフラ業界の抱える、解決すべき問題の一つですね。
※いちネットワークエンジニアのつぶやきです。