最近の若い人たちは、とても優秀だと思います。
中年世代のエンジニアと違って、体系立てた勉強を経てきていますから、色々よく知っています。
AI活用にも長けていますし、サクッとアウトプットを出せる人も多い気がします。
なので、職場でこんなセリフが飛び交いがちですよね。
「若いのにスゴイ!」
個人的には ”若いのに” って言葉は上から目線な気もしますが、まぁ褒めているつもりなんでしょう。
ただ…これを言われていた側の若手が大成するケースって、正直少ないんですよね。
答えは簡単。
言われた本人が勘違いするから。
「スゴイ!」の部分を捉えちゃうんですよね。
「若いのに」の部分を忘れちゃうんです。
「本来はまだまだでしょ?若いから仕方ないけど、その中ではすごいよ」
このメッセージの可能性があることを、忘れてしまう。
だって、本当にすごい人には「若いのに」なんて枕詞は不要ですから。
“私はスゴイ人” と勘違いして、努力を怠って、いつの間にか “普通の人” になっている。
あるあるです。
人生の波を上手く使いことは大事ですが、
“若いのに” とか “男性なのに” “女性なのに” とか付ける必要がないくらい、
自分の状況に甘えないでいる人は、どんな領域でもプロフェッショナルに育っていく気がします。
人の人生に責任をもって「若いのにスゴイ!」と伝えている人は居ません。
個人の感想を気軽に言っているだけです。
そんな人の言葉に惑わされたら、人生もったいないですよ。