家庭内の全ての端末でPi-holeを使うようにしてみる

せっかく検証用に Rasberry Pi 5 を買ったので。

Pi-hole のインストール

公式の手順でサクッと。
https://github.com/pi-hole/pi-hole/#one-step-automated-install

Docker が良い方は先人の知恵をお借りするのが吉🙏
https://armoris.hatenablog.com/entry/2021/08/31/141316
https://skbull.page/posts/pihole_dns_only/

Pi-hole の設定

基本的な設定は、公式に基づいて粛々と…なので細かな点だけ補足。

NTP error の修正

インストール後からログが出続けていたので、個別のSyncをOFFに。
海外の方のQ&Aで同様の事例あり。
https://discourse.pi-hole.net/t/error-in-ntp-server-messages/76783

All Settings / NTP から 無効にするだけでok

Rasberry Pi 自体のNTPについては、正しく設定しておくことを忘れずに。ntp.nict.jp とか。
https://tksfj17.hatenablog.com/entry/2022/03/20/095334

Blocklistの追加

標準設定だと広告ブロック率が悪いので、悪いインターネットさんのリストを活用。
ありがとうございます🙇‍♂️
https://warui.intaa.net/adhosts/

Subscribed lists に追加。

応答する Interface の設定

LAN内セグメントが一つの場合はデフォルト設定で問題ないけれど、複数セグメント設定時は拡張設定にて変更が必要。

DNS Settings の右上トグルを Expert に変更して、Interface Settings を 「 Allow only local Requests 」から他に変更。
※デフォルト値だと 1 hop 超えてきたDNSクエリに応答しない

ついでに Upstream DNS Servers は個人の好みに変更しておくと吉。

DNSクエリログの停止

家庭内で使うだけなら、そこまで記録しなくて良いよねと…
記録したい人はデフォルト値のままでok

Pi-hole の運用

Blocklist のアップデート

自動でリストはアップデートしてくれるようだけれど、強制アップデートしたいときは Toos / Update gravity で。
sudo pihole -g でも ok

Pi-hole のアップデート

sudo pihole -up で ok なので、とっても楽。

ルータからの払出しDNS変更

以下YAMAHAルータの場合の例。

dhcp scope 1 192.168.1.100-192.168.1.199/24
dhcp scope option 1 dns=[Pi-holeのIPv4アドレス],1.1.1.1
  • Primary = Windowsで言う 優先 を Pi-hole
  • Secondary = Windowsで言う 代替 を Cloudflare(1.1.1.1) や Google Puclid DNS(8.8.8.8)

としておくと、Pi-hole が止まっても名前解決が出来るので安心。

変な広告をしっかりブロックしてくれるので、ブログ系の記事とか非常に読みやすくなります✨

自分が購入したのはラズパイは コチラ でしたが、これだけでも Rasberry Pi の価値ある気がする…!🙌

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