例えば、山崎蒸留所のブログ。
◆ジャパニーズウイスキーをつくった男、鳥井信治郎
http://yamazaki-d.blog.suntory.co.jp/006481.html
一切、竹鶴さんに触れようとしないんですよね。
以前、山崎蒸留所に見学に行ってみましたが、
中の展示には一切「竹鶴」の文字は無く、
案内でも「ウイスキーを作ったのは鳥井信治郎」が全て。
う〜ん、実にもったいない。
明らかに、日本人に合う商品力は、サントリーが上だと思うからです。
もちろん、竹鶴も余市も美味いと思います。
ただ、竹鶴さんが目指した通り、スコッチ的な美味さであって、
日本人でも合う人と合わない人が、はっきり分かれてしまいます。
その点、サントリーはハイボールで食中酒向きの角瓶から
山崎、白州、響といった、日本人に合う上に特徴あるウイスキーまで、
幅広く抑えています。最近は世界でも評価されていますし。
http://www.asahi.com/articles/ASGC43FWTGC4UHBI00L.html
NHKのドラマ効果の波に乗って
竹鶴ハイボールなど流行らせうようとニッカが頑張っていますが、
これは、どう考えても竹鶴さんが望んでいたウイスキーの飲まれ方ないでしょうに。
竹鶴さんは従来のウイスキーを尊重し、鳥井さんは新しいウイスキーを作った、
そんな歴史をお互いに認め合って、多くの人に愛されるように
ジャパニーズウイスキーを盛り上げる方が良いと思うのですが。
幸い、ドラマでもサントリーの描き方は（俳優も含め）良く映っているので
このタイミングで、竹鶴さんも説明に入れませんかね？サントリーさん是非。