スマホを完全に0円で運用する方法

1年半ほど前から、検証用のスマホ(Android) 1台を、完全に0円運用しています。

端末本体は、仕事がらAndroid OSを最新にしておく必要があるので、
概ね1年毎に買い替えてはいますが、月額はゼロ円のままです。

ちなみに今は、DSDS検証の意味も含めて Moto G4 Plus を使っています。
Motorola(モトローラ) Moto G4 Plus SIMフリースマートフォン ブラック 【国内正規代理店】
2017-07-09 18.19.14

使っているSIMは、So-netの 0 SIM です。
http://mobile.nuro.jp/0sim/

500MBまで0円という基本料金無料のプラン。ただし通信が非常に遅い。
どう頑張っても500MBに達さないのでは…?という評価もありますが、
メールやLINEは十分使えますし、ちょっとした検証には困りません。

iPhoneだと、パケットを完全に抑えきるのは難しいのですが、
Androidであれば、以下のポイントを気を付ければ、
まず課金が発生することなく、基本無料の中で使うことが出来ます。

1.データ量の上限を設定する。

2017-04-30 04.55.07
Androidはこれが設定できるので、安心です。
いままで100MBを超えたことが無いですが…
計測のズレを考慮した余裕を見て、450MBあたりに設定しておけば安心でしょう。

2.必要ないアプリのバックグラウンド動作は制限する。

2017-04-30 04.55.03
Google Play ミュージック や Google Play ムービー あたりは、
バックグラウンドで気付かないうちに通信しているケースがあるため、
予め制限をしておく方が無難です。

ただし、
Google Play ストア や Google 開発者サービス などは、
完全に制限してしまうと動作に支障をきたすので、そのままにしておきましょう。
その上で、次の対策です。

3.通信が多いアプリのバックグラウンド通信を制限する。

2017-05-12 00.57.41
Google Play ストア のバックグラウンドデータや、

2017-05-12 00.57.59
Facebook のバックグラウンドデータは、OFFにしておきましょう。

Facebook を見たいときは、起動(フォアグラウンドに)していれば、
特に問題なく閲覧することは出来ます。

あとは、細かなところではありますが、
バックアップもOFFすると、もう少しデータ量は減らせます。
2017-05-12 00.56.49
ここは利便性と、プライバシー・データ量を天秤にかける形になりますね。

格安SIMでよく聞く、電池の異常消費(セルスタンバイ問題)は大丈夫かと言うと、
表示上は 100%圏外 となっていますが、実際には大丈夫なようです。
2017-06-20 15.30.15

検証した限り、LINEを時々やり取りする程度であれば、5日は持ちました。
2017-06-28 16.10.37

以前使っていたZenfone2 Laserも同じような感じでしたので、
ここは機種次第ですね。
最近のSIMフリー端末は、さすがに問題が起こりにくいようです。

以上、0円運用のポイントでした。

ここまでの設定方法や使い方については、
あくまでメールやLINE程度を利用する人向けの設定であり、
動画を見たり、スマホを出先でスマートに活用する人向けではありません。
あらかじめご承知おきください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする