「脱原発」のゴールはどこ?

「脱原発」について、同僚や友人と会話をしていると、いつも違和感を感じます。

いわゆる「脱原発」のゴールって、どこなんでしょう?

話を聞いたり、マスコミの主張を見る限りは、
「日本で稼働している原発(関連施設含む)を全て停止すること」
をゴールとしているように感じますが、

これだと、また数年後に
「停止させた原発から、全ての核物質を日本国外へ廃棄する」
なんて新たなゴールが設定されることは間違いない。

そうなると、
自分が困らなければ、それで良いの?
自国から核が廃絶できれば、それで良いの?
…という違和感が沸いてきます。

「脱原発」の真のゴールは、
「世界中から核のゴミ(Pu239など)をなくすこと」
だと、私は思います。

そのために、
”原子力研究や微生物研究を推進し、核のゴミを減らす技術開発へ最大限投資する”
という方針があっても良いと思うのですが、
そういった話題を聞くことが無いのは、残念な限りです。

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