3Dプリンタで救われる命>3Dプリンタで奪われる命

間違いなく。

例えば最近のニュース。

■世界初、肺を反転移植 京大病院3Dプリンターでテスト
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20140515000001

左右が逆転、シミュレーションなしで成功することは出来なかったであろう一例。

有名なのは、心臓シミュレータ。
http://www.xcardio.com/

内部まで正確に、かつ柔らかい心臓模型を実現したことによって、
重い病気でも事前にシミュレーションを行い、成功率が上げられるようになった。

心臓=命に直結するのは言うまでもなく。
成功率を1%でも上げようとするのが医師という人々です。

ちなみに、そんな心臓シミュレータに取り組んでいるのは、
京都の資本金1,000万円の町工場、クロスエフェクトさん。
カンブリア宮殿にも取り上げられていました。
http://www.xeffect.com/

3Dプリンタという技術が生まれたからこそ、
大規模な設備を持たない「町工場」によって、命が救えるようになったことは事実。

”法律の専門家”とか、3Dプリンタを使われると”困る人”とかに、
多くの命が救え、多くの人の役に立つ技術を潰されないことを、切に願います。

ちなみに、、「命を奪う」という目的なら、3Dプリンタ銃なんて非効率かと。

包丁だって飛び道具になりますし、

■包丁を投げて夫を殺害した“くの一妻”
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/217032/

相手の前に出る、というリスクを犯す必要のない方法もあるわけで。

■札幌・北区の大型書店でボンベ爆発 くぎ千本以上散乱、模倣犯か
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/537571.html

「新しいモノは、いままであるモノと同等以上の仕様を備えていなくては認めない」
という文化が、無駄に多機能な製品を産み、消費者から見放されたわけであって。

失うものが1、得られるものが99であれば、
どうやったら導入できるか?を、前向きに議論しましょうよ!

…と、何事にも思うんですけどねぇ。

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