良くない営業の見分け方

最近、営業職の方と話す機会がしばしばあるのですが、

「実は**さんの商品は良くない話が多いんですよ」

…と、競合他社の商品に対するネガティブな面から話しを進める方。
結構多いように感じます。

個人的な感覚ですが、この話し方をする人の9割以上は、
お客様にとって”良い提案”をすることはないだろうな、と思います。

何故か?と言うと、他社のネガティブな面を真っ先に持ってくる方は、
「お客様の都合ではなく、自分の都合で売ろうとしているから」です。

「この製品はお客様にとってこんな価値を生み出します!」
として提案されるのと、

「A社はココがダメ、B社はアレがダメ、だから当社なんです。」
として提案されるのでは、お客様の得る価値が全く変わってきます。

悪い点ではなく、良い点をどう活かし、お客様にとっての価値を生み出すか?が大切。

業界こそ違いますが、映画評論家の故 淀川長治さんは、
どんなB旧映画でも良いところを見つけていたそうです。

例え他社商品であっても良いところは認める。
例え自社商品であっても悪いところは認める。

私自身、営業職ではないですが、
この心構えは常に忘れずにいたいと思っています。

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