重要なファイルは、出来る限り分散して保存したいものです。
- 物理・単一クラウドに分けて保存する
- 物理・複数クラウドに保存する
- 物理的に複数個所に分けて保存する
それぞれメリットはありますが、分散させるほど手間がかかりがち。
1 は、Googleドライブアプリ等で実現できますが、2 は手作業のコピーやツールが必要になったりします。
何とかならないかな~と思って検証してみました。
Googleドライブ→OneDriveへディレクトリジャンクション
残念ながら、これは失敗。

この方法だと、Googleドライブアプリが、ディレクトリの中身の変更を検出してくれない仕様のようです。
まぁ、リンクなわけですから、アプリが悪いとは言えませんね…
OneDrive→Googleドライブへディレクトリジャンクション
一部制約はあるものの、これは成功。

Windows標準機能だけあって、ジャンクションされたディレクトリの中身を見てくれます。
ただ、流石に完全ではなく、以下の制約がありました。
- 通常のファイルと違い、リアルタイムでディレクトリ内の読み取りが走らないため、OneDriveのイベント発生時に合わせて同期される
=同期タイミングが他の通常のファイル更新時・PC起動時・OneDrive再起動時になる。 - OneDriveの同期状態がくるくるマークのままになる。
(WebのOneDriveを確認すると問題なく同期されている)
とはいえ、GoogleドライブのBackup用フォルダにファイルを入れれば、両クラウドに自動同期出来ます。
ツールや作業要らずなのは、シンプルで良いですね✨