ディレクトリジャンクションでGoogleドライブ・OneDrive間の相互バックアップ

重要なファイルは、出来る限り分散して保存したいものです。

  1. 物理・単一クラウドに分けて保存する
  2. 物理・複数クラウドに保存する
  3. 物理的に複数個所に分けて保存する

それぞれメリットはありますが、分散させるほど手間がかかりがち。

1 は、Googleドライブアプリ等で実現できますが、2 は手作業のコピーやツールが必要になったりします。

何とかならないかな~と思って検証してみました。

Googleドライブ→OneDriveへディレクトリジャンクション

残念ながら、これは失敗

この方法だと、Googleドライブアプリが、ディレクトリの中身の変更を検出してくれない仕様のようです。
まぁ、リンクなわけですから、アプリが悪いとは言えませんね…

OneDrive→Googleドライブへディレクトリジャンクション

一部制約はあるものの、これは成功

Windows標準機能だけあって、ジャンクションされたディレクトリの中身を見てくれます。
ただ、流石に完全ではなく、以下の制約がありました。

  • 通常のファイルと違い、リアルタイムでディレクトリ内の読み取りが走らないため、OneDriveのイベント発生時に合わせて同期される
    =同期タイミングが他の通常のファイル更新時・PC起動時・OneDrive再起動時になる。
  • OneDriveの同期状態がくるくるマークのままになる。
    (WebのOneDriveを確認すると問題なく同期されている)

とはいえ、GoogleドライブのBackup用フォルダにファイルを入れれば、両クラウドに自動同期出来ます。
ツールや作業要らずなのは、シンプルで良いですね✨

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