長期間・長距離乗らなかった時などで、
IMAバッテリーの容量認識がおかしくなり、IMA警告灯がついてしまった場合。
”リセットしてから再充電を行う”ことで、復旧できる可能性があります。
リセットの手順は以下のとおり。
(1)電装系をリセットするためヒューズを抜く
フタの真ん中に書いてある30Aのヒューズがそれなので、フタをあけて、
(2)ヒューズを抜いた状態でエンジンをON、IMA警告灯の消灯を確認後にエンジンをOFF
(3)ヒューズを入れる
(4)エンジンをかけて、充電
バッテリー残量が完全にゼロになっているので、
ギアをニュートラルにして、アクセルを踏んで3,000rpmくらいを維持すると、3~5分くらいです。
充電が完了すると、4,000rpmくらいまで吹け上がり、充電が止まります。
※3000rpmは少しうるさいので、ご近所迷惑な場合は2000rpmで放っておいても充電はされます。
→ マニュアル通りだと、上記方法の方がIMAバッテリーに優しいはずなのですが、もはや劣化していないIMAバッテリーは存在しないでしょうし、そのまま走り出すでもokかと。
(私も最近はそうしてます。)
なお、
・IMAバッテリーが完全に故障
・PCU不良
・DC-DCコンバータ不良
の場合、(2)の時点で警告灯が消えないので、(4)の充電も不可。
…つまり、修理をするか、廃車にするか、覚悟が必要なパターン。
すっかり旧車となったZE1、そうならないことを祈りつつ。